ダイニングテーブル

我が家には二人掛けのダイニングテーブルと小さなセンターテーブルがあるんですが
お客さんが来たら小さくって食べもの置けない状態になるんです。

それで通販で自然素材、枠だけ木製、天板ガラス、一部籐作り、というディティールで
デザインもメチャメチャ気に入ったのでそのテーブルを買ったんです。
そしたらやっぱり具合が悪くなって2日間寝込んでしまいました。もちろん事情を説明して返品です。
確かに足と枠は合板、でもそれ以上にワックスの成分にやられてしまいました。(学習しない奴・・・)

やはり作らなくてはいけないということになり、無垢材探しを始める事にしました。
北秋田森林組合 町内でログハウスを建てた方に、車で1時間くらいのところにある木材屋さんを教えてもらいました。
電話でも注文できると教えてもらいましたが、どんな素材があるのか不安だったので直接見に行くことに。
お休みの日にもかかわらず訪問に応じて下さったのは木材加工課の課長さん。 
化学物質アレルギーに詳しく、無漂白、無防かび処理、自然乾燥の杉材を分けていただきました。(ここには同じような体質の方がよくいらっしゃるということです。)
床材として製材されている木を指定した寸法に切ってもらいました。買ってきたばかりの木は杉のからい匂いがするので少し干してから使います。
重ねて置いておくと重なった所だけ匂いが残るのでまんべんなく干します。
節目が少ないのものにもしてもらいました。死節ができて穴が空き、そこを埋めるのに接着剤を使うことになるからです。
そしてせっかく作るんだからローテーブル、ダイニングテーブル、両方に使えるものにしようということになりました。活用範囲が広がるからね。
床材の一般的な製材の形、「本実加工」してあります。天板はこれを組み合わせただけですが、こうすることによって無垢材の収縮による暴れをすこし抑えられます。補強材と脚を木ねじでとめて、ローテーブルはこれで出来上がり。
短い脚と同じように作った長い脚を合体させます。 ちょっと格好悪いですがこんな感じになります。
長短両方の脚に通し穴を空けます。 取り外し可能なダボのようなものを作ります。
穴に通して固定。 ダイニングテーブルもできました。仕上げのヤスリをかけて、柿渋を塗り、エコワックスを掛けて出来上がりです。
今日からここでお食事です。まだちょっと柿渋臭いけど。 ローテーブルはこんな感じ。鍋パーティでもしたいな。